映画。365日のシンプルライフ。人生に本当に必要なものは何か。幸せとは何か。フィンランド映画。

365日のシンプルライフ

タイトルから予測できるように、生活をシンプルにして大切なものは何かを考える映画。

初めてフィンランド映画をみた。

フィンランド語のいい雰囲気や、気持ちの良い重低音のジャズがゆったりとしたストーリーと絡み合って、同時に自分の人生も考えながら鑑賞できたとてもいい映画でした。

 

物語のルールは

1、自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける

2、1日に1個だけ倉庫から持って来る

3、1年間、続ける

4、1年間、何も買わない

 

このルール設定が面白い。自分でもやって見たいと思うがなかなかできない分、派手な内容でもないのに物語の導入がわくわくする。

 

自分に今一番必要なものはなんなのか?

人生を豊かにするのは物ではなく別のものなのか。

物がありすぎることにより、便利さとの代償にもっと大切なことを見失っていないか。

 

登場するおばあちゃんがとても可愛くて、主人公にとっても重要なキーパーソン。

「持っているものの多さで幸せは計れない、人生はものでできていない」

 

映画の検証では、生活に必要なモノは100個くらい。次の100個は生活を楽しむためのもの。所有とは責任であり、モノは重荷になる。どんな重荷を背負うかは自分で決めろ。と。

何も考えずに目的もなく物に囲まれているな。

大切なモノを手に入れるには、そうでないモノを手放さなければいけない。

 

とてもいい映画と出会いました。

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365日のシンプルライフ